暖かい季節になってくると、ヒナを保護したという問い合わせを多くいただきます。よかれと思って保護しても、実はその多くが巣立ちビナを親鳥から引き離してしまっていることが多いです。
巣立ち間もないヒナは、まだ上手に飛ぶことができません。親鳥が近くに居て練習していると思ってください。
ですので、野鳥のヒナは拾わないようにしてください。
また当院では野鳥の治療はお断りしています。
なぜなら
・野生のヒナに与える餌の準備がありません。
・傷ついた野生のヒナは救えないケースがほとんどです。
・野生生物は野生のままにしてあげることが大切と考えます。
野生動物はペットではなく、一般の方が許可なく保護して飼うことのできない動物です。
野生のルールの中で生きている動物であることをご理解ください。
ウサギに咬まれたセキセイインコさんの通院が本日終了しました。
5月29日に咬まれてから、7回の治療でようやく終わりました。
やはり、小鳥たちの病気は進行が早いですし、治癒には時間がかかります。
なるべく早く適切な治療をしてあげたいものです。
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